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Tue Dec 2 04:00 PM
洗練された携帯 水没
外国のマンションの様式が広まってきたせいか、我が国でもバリアフリーなど生活上の機能を強調する物件が次々と登場しています。
むろん、これはこれで消費者には喜ばしいことです。
が、だからといって、マンション選びの際に、資産価値の視点をまったく考慮せずに決めるというのは困りものです。
施工技術が向上したおかげで、十年といわれていたマンションの寿命も、最近ではさらに延びています。
100年間住みつづけられる「センチュリーマンション」をうたう建物まで現れました。
所有している聞には当然、代替わりもあるでしょうし、住み替えを検討することも考えられます。
あるいは、様々な事情から、マンションを手放さなければならないこともあるかもしれません。
そんなとき、いつでも買い手がつくような資産価値の高い物件なら、苦労せずに次の手を打つことができるはずです。
以前のように利殖にはつながらなくとも、資産価値を考慮することはやはり必要不可欠なのです。
考えてもみてください。
マ、/、ンヨンを探すときは誰しも、専有面積が広く、ゆったりとした間取りの物件を望むはずです。
なおかつ周辺環境もよく、駅に近くて通勤や買物などにも便利なマンションとなれば、もう、いうことはありません。
ところが、こんな条件を満たすマンションのほとんどが予算オーパー。
そこで、妥協しながら条件をひとつひとつ外していくのが一般的なパターンではないでしょうか。
こうした妥協は避けられないものではありますが、それがそのままマンションの資産価値に返ってくることは覚悟しなければなりません。
また、自分が選択した優先順位によっては、いざ売ろうと思ってもなかなか売れないことがあるということも知るべきです。
さて、売れる中古か否かが決まる要素のひとつに、ブランドイメージがあります。
ここでいうブランドイメージとは、どの地域に建っているか、すなわち「地名」だと考えてください。
例えば、町に、数百メートルも離れていない2つのマンションがあったとしましょう。
ひとつは東京都大田区、もうひとつは、そんなに離れていない神奈川県川崎市に建つ物件です。
中古市場における両者の扱いを比較すると、場所はほぼ同じでも、人気度、つまり資産価値にかなりの差があります。
田園調布というブランドを抱える「大田区」のイメージもさることながら、「川崎」の地名につきまとう「公害」が正体だと考えられます。
現在の川崎はかつてのような公害都市ではありませんから、そんなものはナンセンスです。
しかし、現実はちがいます。
いつまでたっても、昔の「川崎=公害」の刷り込みが消えず、資産価値を落とすこともあるのです。
こうしたイメージによる格差は、新築よりも中古市場で激しい、ということを知っておくべきです。
ブランドイメージは、必ずしも不変ではありません。
購入したときはよくても、その後何らかのきっかけでイメージが悪化、資産価値を下げることもあります。
逆に、何かをきっかけにブランド力が高まることもあるので、判断が難しいところです。
ブランドイメージの悪化が不動産価格の下落につながっている最近の代表例は、なんといっても東京都の杉並区でしょう。
「都心に近い文教地区」という印象の地域ですが、公害病の一種と考えられている「杉並病」の登場で、区内の不動産は大幅に値を下げているようです。
これは、隣接する世田谷区と比較すれば一目瞭然です。
世田谷区の土地は平均7パーセントの下げ率、対して杉並区の下げ率は、なんと10パーセントにまで及んでいるといいます。
土地の値下がりそのものは全国的な傾向なので、やむを得ないです。
しかしここまで大幅に値を下げるのは不自然で、イメージの悪化以外に理由は見当たりません。
イメージの悪化はそれほど怖いものですが、その逆に、イメージが高まればマンションの資産価値が高まることもあり得ます。
文化人がたくさん移り住むようになった、住民が美しい街づくりのために家並を統一するようになった、など。
将来大化けすることをねらって、周辺環境をよく見極めた上で物件選びを行っておくことは、資産価値の視点から見れば賢いやり方でありましょう。
最近、「日本経済新聞」に、「マンションの資産価値を落とさないために」と題した記事が掲載されていました。
それによると、バブル期の99年に5000万円で購入した都内の分譲マンションをバブル崩壊後の部年になって売りに出したところ、5200万円という値段で売れた例が記載してありました。
この物件がなぜ資産価値を上げたのかというと、次の条件を満たしていたからだそうです。
@専有面積が数平方メートル以上。
A最寄りの駅までの所要時聞が徒歩5分以内。
B戸数150戸以上。
Bは、150戸以上の規模があれば商業施設やサービス施設も充実している可能性が高く、緑地などを敷地内に備えているものが多いという評価です。
マンションの資産価値を落としたくないと考えるなら、中古でも売れている物件の条件を客観的に分析することがとても大切です。
ちょっとした妥協が資産価値を落とすのだということを、こういう事例から学ぶことができるわけです。
マンションの資産価値は、建物の安全性とも密接に関わっています。
耐震性に欠陥がある物件が、転売の際に不利になるのは当然です。
ここでは、「年以前に建築されたマンションは要注意」というお話をしましょう。
大地震がくると崩壊する?旧耐震基準そもそも建築物の構造設計や構造計算は、「建築基準法」という法律の規定に従って行われます。
この規定は、建築技術の進歩につれ、少しずつ書き換えられてきました。
新潟地震、十勝沖地震、宮城県沖地震などの被害結果の分析とその後の研究から手を加えられ引年に施行された「新耐震設計法」です。
「新耐震設計法」は、関東大震災クラスの地震がきても、まず重大な被害・崩壊がないこと、あるいは、若干の修理で建物が再利用可能であることを前提に基準が設定されています。
また、200年に一度起こるとされる関東大震災の1・5倍程度の大地震でも、大きな被害は受けるものの、崩壊・倒壊まではしない構造になっているのが新耐震設計法です。
この場合、建物内の人命は救われますが、残念ながら建物の再利用はできません。
しかし、それはやむを得ないという考え方です。
建築基準法という法律は、圏内のすべての建物において守らなければならない最低基準です。
優良マンションに至つては、この基準を上回る耐震性を備えているところもあるのです。
資産価値にも大きな差が!一方、この新基準が施行された数年以前に建設されたマンションは、ここまで厳しい基準では建てられていません。
ですから、大地震に耐えられない物件も数多くあるはずです。
資産価値としても大きく差が出ていることを、ぜひ覚えておいてください。
この階高が高いものほどリフオームの幅が広がるのです。
将来の転売や家族構成の変化に備え、可能なかぎり階高の高い物件を買うべきです。
その意味から注目されるのが、「スケルトン・インフィル」です。
耳慣れない言葉ですが、別に難しいことはありません。
「スケル卜ン」は建物の骨組み、すなわち躯体のことで、「インフィル」は内装仕上げ、設備関係とその配管類のことを意味しているだけです。
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